送迎車で、藁科地域や大原地区のお茶畑の横を通ると、お茶刈りの音や、お茶の良い香りがしてきます。皆さんからは、
「今日はお茶を刈ってるね。昔は私もやったよ」「昔は子供を背負いながら、お茶刈りに出たよ」
「お茶摘みさんで働いたこともあるよ」とお茶の話題でいっぱいになります。
そこで、今までお茶農家として長年携わってきた皆さんと、改めてお茶の良さを感じる
「新茶を楽しむ会」を開催しました。
新茶とは、一般的に4月下旬から5月頃に収穫される一番茶のことで、その時期にしか味わえない、さわやかな香りとすっきりとした味わいが魅力です。また八十八夜に摘んだお茶は、「無病息災」「不老長寿」として人気があります。
手もみ保存会に所属している職員がお茶を淹れると、
「新茶の味が出ていておいしい。いい色!」
「普段新茶を飲む機会はあまりないから嬉しい。新茶にぴったりなお茶菓子だね」と、大好評でした。
また、いつもお茶を好まれない方も「おいしい」と、おかわりをされていらっしゃいました。
私達職員も一緒にお茶を頂き、季節の縁起物を味わうことが出来ました。
同じ気持ちを共有する嬉しさを感じる一日となりました。