少し前のことになりますが、抜けるような秋晴れのある日。
「せっかくの良いお天気だから、ちょっと外に出てみようか」と、利用者様と一緒に近くへお散歩に出かけました。
肌をなでる秋の風がとっても心地よく、遠くの山々も少しずつ綺麗に色づき始めていて、季節が着実に深まっているのを感じます。
のんびりと歩を進めていると、沿道でとっても素敵な花に出会いました。
鮮やかな黄色のマリーゴールドです。近づいてみると、ほんのり甘い優しい香りが漂ってきます。

足を止めて花を眺めていた利用者様が、ポツリとこうおっしゃいました。
「きれいな花だなあ。花の命は短いから、よーく見てあげないとね」
その優しい言葉に、ハッとさせられるとともに、胸がキュンとあたたかくなりました。
日々の忙しさの中でつい見落としてしまいがちな移ろいゆく季節や、その瞬間の美しさ。目の前のひとつひとつを大切に愛でる気持ちを、利用者様に教えていただいた気がします。
これからも、ご利用者の皆様と一緒にたくさんの「季節の良さ」を全身で感じながら、笑顔あふれる時間を過ごしていきたいと思います!












