暑い季節に終わりを告げ、過ごしやすい季節となりました。
「今日は散歩へ行けそうかな。外の空気を吸ってみよう」とおっしゃる利用者様も増えてきました。アスファルトの道だけではなく、砂利やデコボコ道でも踏ん張れる力をつけるために、理学療法士よる転倒予防体操講座を開催しました。


なぜ転倒予防体操をする必要があるのか?の説明から始まり、
①足の振り上げ運動(方向転換して横向きになって膝をあげる。片手指示にて、足を引き上げる)→バランス運動につながります。
②どすんと音を立てての足踏みは、骨を強くさせる運動につながっていきます。
また、ワンポイントアドバイスを入れながら、かかと上げ・つま先上げ・膝伸ばしを行いました。
職員の感想として、「転ばないようにしたい」という気持ちが強く、意識も高い様子が見られました。
利用者様からは、「お風呂はいつも午前中だけど、体操をやりたいから午後にしたい」
「やってみて大変だったけど、足を強くして、転ばないようにしたい」という声が上がりました。
その日にやった運動のメニューをチラシにしてお渡しすると、「家でもやってみた」「家の衆にも見せてあげた」という声が多く聞かれました。
みなさんにとって、「転倒」→寝たきりというイメージがついているようです。
「転びたくない」とおっしゃる利用者様に寄り添いながら、日常の生活を意識し、楽しく体を動かすメニューを考えていきたいと思っています。












