とある日の午後の活動時間
いつものように、脳トレのスケルトンに取り組んでいる利用者様に
「目の休憩がてら、面白い動画を見てみませんか?」
とタブレットを準備
”トリックアート”や”ろくろアート”の動画を見ていただくと…
もともと絵心のある(というかある意味プロ級)その利用者様は
しっかりと喰いついてくれました。
「面白いな、これ!」
いいですね、それでは第2弾と
「じゃあ、このトリックアートに一緒に挑戦してみましょうか?」
と紙と定規とえんぴつを用意
さっそく二人並んで、タブレットの見本を見ながら作品作りに挑戦しました
「ここは…どうなってる」
「これは、ここをこうで、こっちをこうですね」
などなど、二人で相談しながら作業を進めます。
そして作品が完成
どう見ても、折れ曲がった梯子の絵ですね
(サインは、利用者様がいつも自分の作品につける落款です)
でも、この紙を90度に折って
見る角度を少しづつ変えていくと…
どうですか、梯子が徐々に真っすぐになってきました
そして、ある角度に達すると
どうです、見事まっすぐな壁に立てかけられた梯子になりました
「これは、いいわ」
と利用者様も大満足の出来となりました
利用者様の丁度良い気分転換になったのと
利用者様にまた新しい興味の持てる活動を提案できたのと併せて
利用者様も職員も、共に大満足の新たな挑戦でした
さて、今度はどんな作品に挑戦しましょうか…