ここしばらく、デイに来れていない利用者様のご自宅を訪問。
いつもと同じように縁側で迎えてくださり
しばし、世間話を…。
縁側の上には、吊るしたばかりの干し柿がズラリ
「美味しくなったころに、また来るといいよ」
と利用者様。
デイサービスに行きたいのだけれど、身体に不安がある。
でも、みんなの顔は見たい、話しをしたい。
毎週立ち寄る時のご様子からも、そんな気持ちがはっきりと伝わってきます。
最近、長くデイサービスをご利用になられていた方がお亡くなりになりました。
デイサービスに来るのを、それはそれは楽しみにされていた方で
最後は健康上の理由で、ご利用が出来なくなってしまいましたが
それでも最後まで『デイサービスに行きたい』と
おっしゃってくださっていたそうです。
元気な頃のその方との思いでは沢山あるけれど、
でも、最後の最後に、何か上手く対応してあげられなかった…
そんな後悔が残りました。
だから、というわけではないのですが
干し柿の縁側で、人が来るのを待っている利用者様の気持ちを考えると
とにかく、理由をつけて、立ち寄らずにはいられない、そんな今日この頃です。